「マンションのネット回線がVDSL方式のままで遅い…」
「でも、マンション全体の光配線化工事はなかなかすすまない…」
そんなとき、りす丸は、コンセントに挿すだけで使える「ホームルーター」と「メッシュWi-Fi」との組み合わせをおすすめしています。
- ホームルーター
-
コンセントに挿すだけで、外のモバイル電波をキャッチして家の中にインターネットを引き込む「回線の入り口」です。
- メッシュWi-Fi
-
ホームルーターが引き込んだ電波を、網の目のように連携して住戸内のすみずみまで届ける「電波の案内役」です。
適切に設置をすれば、ご自宅のインターネット問題の即解決につながります。
この記事では、マンションの構造を知り尽くした視点から、ホームルーターとメッシュWi-Fiのポテンシャルを100%引き出す「最適な設置方法」を分かりやすく解説します!
【この記事でわかること】
- 回線スピードが遅い理由は配線方式とWi-Fiの設置方法の2つがある
- マンション住戸の回線速度改善にはホームルーターがおすすめ
- メッシュWi-Fiとの組み合わせで住戸内全体がカバーできる
- 広さと間取り別の最適なWi-Fi設置方法
マンションの通信速度が遅い原因は2種類ある

「インターネットが遅い」と感じたとき、多くの人は回線そのものに原因があると思いがちです。しかし、実際には通信速度が遅くなる原因は大きく分けて2つあります。
- マンションの共用回線そのものが遅い
- 室内のWi-Fi環境に問題がある
VDSL方式やLAN配線方式であった場合には、光回線がマンションまで敷設されていても、各住戸のスピードは確かに早くはありません。
そして、もう一つ、室内のWi-Fiの設置状況も回線スピードに大きく影響します。
回線そのものが遅いケース
マンション内の配線がVDSL方式やLAN配線方式の場合は、部屋まで光回線がつながる光配線方式と比較をすると、どうしてもスピードが遅くなってしまいます。
| 配線方式 | 共用部→各戸の配線 | 理論速度上限 | 実態・特徴 |
|---|---|---|---|
| 光配線方式 | 光ファイバー | 最大1Gbps | 最も速く安定。新築・大規模改修後のマンションに多い |
| VDSL方式 | 電話線(メタル線) | 最大100Mbps (実測20〜30Mbps) | 築古マンションに多い。プロバイダを変えても改善しない |
| LAN配線方式 | LANケーブル | 最大100Mbps〜1Gbps | ケーブルの世代次第。「LANが使える=速い」は誤解のもと |
さらにマンションのインターネット回線は共用使用なので、夜間など多くの住民が同時に利用するタイミングでは、通信速度がさらに低下する場合もあります。
りす丸マンションの共用回線の改善はとても大変!個人の力ではどうにもなりません。
室内Wi-Fiが原因のケース
回線スピードの遅さにプラスして、Wi-Fi環境が原因でさらに遅くなっているケースも考えられます。
管理員をしていると、「インターネットが遅い」という相談を受けることがありますが、実際に確認すると室内のWi-Fi環境に原因があることも少なくありません。
例えば、ルーターから離れた部屋では電波が弱くなります。
また、マンションは鉄筋コンクリート壁が多く電波が通りにくい構造でもあります。



回線スピード、Wi-Fi環境、この2つを同時に対策することで通信環境は改善できます!
\マンションのインターネットが遅い理由を詳しく解説しています/
ホームルーターでマンションの通信速度を改善する
マンション内の共用回線がVDSL方式のままでは、何をしても通信速度の改善は望めません。
もっとも確実な解決策はマンションの共用回線を使わないという選択です。
そこで、りす丸おすすめは「ホームルーター 5G」の導入です。
5G対応のホームルーターは、NTTドコモ・SOFTBANK・UQWIMAXそれぞれのキャリアからリリースされています。
おすすめのホームルーター3社を比較
| キャリア | 特 徴 |
|---|---|
| NTTドコモ (home 5G) | 通信速度と安定性が圧倒的。プラチナバンド標準対応でつながりやすい |
| UQ WiMAX (Speed Wi-Fi HOME) | 月額料金が比較的安くコスパ優秀。契約前に無料で試せる「Try WiMAX」あり |
| UQ WiMAX (Speed Wi-Fi HOME) | 割引キャンペーンが多く、3年間の総額費用を最も安く抑えやすい |
【3機種の実測速度】
| 下り | 上り | |
|---|---|---|
| NTTドコモ | 約 160 〜 180 Mbps | 約 18 〜 20 Mbps |
| UQ WiMAX | 約 110 〜 160 Mbps | 約 23 〜 26 Mbps |
| ソフトバンク | 約 80 〜 130 Mbps | 約 9 〜 12 Mbps |
一般的な使用では、実質的に3機種とも通信速度にはそれほど差はないと思って間違いないようです。
ソフトバンクの上り速度がやや見劣りするかもしれませんが、上り(アップロード)スピードで5Mbps以上あれば、オンライン会議もスムーズに実施できます。
手持ちの携帯電話と連動したポイントの獲得やキャッシュバック、割引などの特典と合わせてお得なホームルーターを選択すればOKです。
りす丸おすすめのホームルーター2種をご紹介します。
UQWIMAXもSOFTBANKも、GMOとくとくBBならお得なキャッシュバック得点つき!
ホームルーターは設置場所で速度が変わる


ホームルーターのスピードは、設置場所の環境に大きく左右されます。
受信する電波は屋外から窓を通して届くため、窓際・外壁に近い場所に設置するのが基本です。
内側の壁際や押し入れの中ではアンテナが立ちにくく、速度が大きく落ちることがあります。
【最適な設置場所】
- バルコニーに面した窓の近く
- 出窓のカウンター上
- 外壁に近いリビングの棚の上
ただし、「窓際が最適」ということは、ルーターが部屋の端に置かれることを意味します。すると当然、廊下や壁、扉をはさんだ部屋にはWi-Fiが届きにくくなります。
これを解決するのが、次に紹介するメッシュWi-Fiです。


メッシュWi-Fiとは?マンションで効果的な理由


メッシュWi-Fiとは、複数のWi-Fi機器(親機・子機)がお互いに通信しながら、一つの大きなWi-Fiネットワークを形成するシステムです。
通常のルーター1台では、壁や距離の影響でどうしても「電波が届かない場所」が生まれます。
メッシュWi-Fiは、その死角を複数の機器が連携して補い合うことで解消します。
初心者におすすめのメッシュWi-Fiルーター


画像出展:Buffalo公式HP
ホームルーターを選択したら、次は、電波を中継するWI-FI機種を選びます。
りす丸のおすすめは、
BUFFALO(バッファロー)社製「Wi-Fi ルーター 無線 LAN AX3000」
バッファロー製メッシュWi-Fiをおすすめする4つの理由
- 1.「アンテナ設計」が日本の住宅向けに最適化されている
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バッファローのルーターは、間取りに合わせて電波が効率よく360度上下左右に飛ぶよう、社内で緻密にアンテナ調整がされています。
そのため、1台だけでも障害物を回り込んで電波が届きやすいです。 - 2.日本の複雑な通信規格(IPv6)に完全対応&自動判別
-
日本の光回線で主流の高速通信(v6プラス、OCNバーチャルコネクト、クロスパスなど)を繋ぐだけで自動判別し、一発で最適な接続をしてくれます。
海外製ルーターで稀にある「手動でマニアックな設定をしないと本来の速度が出ない」というトラブルがありません。 - 3.「AOSSボタン」で初期設定が超カンタン
-
新しく接続する際にルーター裏の細かなパスワード(暗号化キー)を画面で1文字ずつ打ち込む必要がありません。
イージーメッシュ対応の「AOSSボタン」をポチッと押すだけで、面倒な入力なしで一発接続が完了します
(世界標準規格のWPSにも対応しているため他社製のホームルーターや家電ともボタン一つで繋がります)。 - 4.「内蔵アンテナ」なので置き場所に困らない
-
海外製ルーターに多い「ツノ(外付けアンテナ)」がなく、内臓アンテナです。
すっきりした縦型デザインが多いため、リビングの棚やテレビ裏などに違和感なく設置できます。
ホームルーター+メッシュWi-Fiの設置方法【3ステップ】
「有線LANケーブルを引く」と聞くと、工事が必要なイメージがあるかもしれません。
しかし、マンションの専有部であれば無線接続で十分です。
メッシュWi-Fiはすべて無線でセッティングできるので、特別な知識もツールも必要ありません。
ホームルーター→メッシュWI-FI親機(クライアント)→メッシュWI-FI子機(エージェント)の順でネットワークを広げて行きます。
設置方法は次の3ステップで完了です。
STEP1 ホームルーターを窓際に設置する
まず、ホームルーターをできるだけバルコニーに面した窓のそばに置きます。コンセントが近くにある場所が理想です。
設置後にアンテナのバーが2〜3本立っているかを確認してください。1本以下の場合は場所を変えて再確認します。
【 NG設置場所】
- 押し入れや収納の中(電波が遮断される)
- 部屋の内側の壁際(屋外電波が届きにくい)
- テレビや電子レンジのそば(電波干渉の原因になる)



「とりあえず目立たない場所に」と内側に置いてしまうと、速度が大幅に落ちます。見た目より電波優先で、まず窓際に置いてみてください。
STEP2 メッシュ親機はできるだけホームルーターの近くに置く
ホームルーターの設置が完了したら、次はメッシュWi-Fiの親機をできるだけホームルーターの近くに置きます。
ホームルーターと親機はLANケーブルを使用した有線接続がベスト。しかし、同じリビング内などで近くに置けるのであれば無線接続でもネットワークは成立します。
【 設置場所のコツ】
- テレビ台や棚の上など、床から50cm以上の高さに置くと電波が広がりやすい
- ホームルーターとの距離は数m以内を目安に
- 電子レンジ・コードレス電話のそばは避ける



親機はホームルーターから受け取った電波を子機に中継する役割です。
STEP3 子機を離れた部屋の付近に設置する
洋室・寝室・書斎など、ホームルーターから遠い部屋に子機を設置します。
バッファローの製品ならば、子機を置くと親機と自動でメッシュネットワークが形成されるため、難しい設定は一切不要です。コンセントに挿して電源がONになれば自動で電波を検索します。
【 設置場所のコツ】
- 親機の電波が届く中間地点に置く
- 廊下の突き当たりや部屋の隅よりも、部屋の入り口付近のほうが安定しやすい
- 設置後にスマホの速度測定アプリ(「Speedtest by Ookla」など)で確認するのがおすすめ



「奥の部屋にそのまま置く」より、「廊下の中間地点に置く」ほうがネットワーク全体が安定します。1DKや1Kの場合はこのSTEP3は不要です。
広い間取りで2台の子機でネットワークを構築するなら、バッファロー AX3000-2台セットがおすすめ。
購入時点でペアリング設定が完了しているので、難しい設定は一切不要! 家の中の「電波の死角」を完全にゼロにできます。
メッシュWi-Fiと中継器の違いを比較
「メッシュWi-Fiと中継器はどう違うの?」
これも、よく聞かれる質問です。
どちらも電波の届く範囲を広げるための機器ですが、仕組みには大きな違いがあります。
中継器の特徴とデメリット
中継器は文字どおり電波を中継するだけの機器です。
親機から受け取ったWi-Fiをそのまま再送信するため、設置場所によっては通信速度が低下することがあります。
メッシュWi-Fiの特徴とメリット
メッシュWi-Fiは複数の機器が一つのネットワークとして連携して動作します。
スマートフォンを持ってリビングから寝室へ移動しても、その時点で最も通信状態の良い機器へ自動的に切り替わるため、接続が途切れにくく、安定した通信を維持できます。
マンションではメッシュWi-Fiがおすすめな理由
例えるなら、中継器は「バケツリレー」、メッシュWi-Fiは「チームプレー」です。
特にマンションでは、鉄筋コンクリートの壁や梁(はり)がWi-Fiの電波を遮りやすく、部屋によって通信環境に大きな差が出ます。
そのためマンションでは、単純な中継器よりもメッシュWi-Fiの方が効果を実感しやすいのは間違いありません。



ホームルーターを窓際に設置し、メッシュWi-Fiで住戸全体をカバーする。
通信環境改善の手軽で効果的な方法としておすすめです。
管理員が実践!マンション共用部でメッシュWi-Fiを構築してみた
BUFFALO(バッファロー)の無線Wi-Fiをおすすめする理由は、実は、りす丸が実際にメッシュWi-Fiを共用部で構築した実績があるからなのです。
| 使用機器 | バッファロー WNR-5400XE6P(上位モデル) |
| 設置台数 | 3台(フロントロビー・共用廊下・集会室) |
| 設定方法 | 機器を所定位置に置いてアプリで設定するだけ |
| 設置作業時間 | 1時間以内 |
フロントロビーから共用廊下を経由して集会室まで。
クライアント(親機)に2台のエージェント(子機)をつなげて共用部全体で無線LANが快適に使用できるようになりました。
使用したのは、バッファロー WNR-5400XE6P(上位モデル)。
設置作業は機器を3か所に置いてアプリで設定するだけ。
かかった時間は1時間以内でした。
「こんなに簡単でいいのか」と思うほどあっさり完了しました。
住戸内での個人利用であれば、より手軽な家庭用モデル(AX3000)で十分対応できます。



停電点検の際に一旦ネットワークが初期化されました。しかし大丈夫。AOSSボタンがあるので、再設定もわずか数分で完了しました。
\共用部でのメッシュWi-Fi導入事例を詳しくレポートしています/


まとめ:VDSLでも諦めない!ホームルーター+メッシュWi-Fiで解決できる


マンションのインターネットが遅い原因は、「配線方式」と「室内のWi-Fi環境」の2つです。この2つを同時に解決できるのが、ホームルーター+メッシュWi-Fiの組み合わせです。
| やること | 解決できる問題 |
|---|---|
| ホームルーター(5G)の導入 | VDSLや共用回線の速度制限を丸ごと解決できる |
| メッシュWi-Fiの構築 | 壁や扉による電波の死角をゼロにできる |
マンション全体の光配線化工事は、管理組合が動かなければ進みません。でも、自分の住戸の通信環境は、今すぐ自分で変えられます。
ホームルーターを窓際に置いて、メッシュWi-Fiで電波を部屋中に届ける。
たったこれだけで、「動画がカクつく」「テレワーク中に会議が落ちる」という悩みは、ほぼ解消します。
【Wi-Fi 7対応機種について】
バッファローからWi-Fi 7対応のメッシュWi-Fiも登場しています。ただし導入実績が少ない新規格より、情報が豊富で設定トラブルにも対処しやすい現行の”Wi-Fi 6”機種からスタートするのがおすすめです。
ホームルーター+メッシュWi-Fiについてのよくある質問
- ホームルーターを導入すれば、VDSLの遅さは完全に解決できますか?
-
はい、解決できます。ホームルーターは、マンションの共用回線(VDSL)をまったく使わずに、外部の5G電波を直接キャッチしてインターネットに接続します。そのため、VDSLの速度制限(実測20〜30Mbps)に縛られることなく、150Mbps前後の通信速度が期待できます。プロバイダを変えても改善しなかった方にとって、最も確実な解決策です。
- ホームルーターを窓際に置くと、部屋の奥まで電波が届かないのですが、どうすればいいですか?
-
その問題を解決するのがメッシュWi-Fiです。ホームルーターは電波を外から引き込む「入り口」ですが、窓際に設置するぶん部屋の端に置かれることになります。そこにメッシュWi-Fiの親機・子機を組み合わせることで、鉄筋コンクリートの壁を越えて住戸内の全部屋をカバーできます。1DKや1Kの場合は親機1台だけで十分なケースがほとんどです
- 中継器ではなく、メッシュWi-Fiを選ぶ必要はありますか?
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マンションでは特にメッシュWi-Fiをおすすめします。中継器は親機の電波を「そのまま再送信するだけ」のため、設置場所によっては速度が半減します。一方、メッシュWi-Fiは複数の機器がチームとして連携し、その時点で最も通信状態の良い機器へ自動的に切り替わります。鉄筋コンクリートの壁や梁で電波が遮られやすいマンション構造では、中継器より安定した通信を維持しやすいです。
- 設置に工事や専門知識は必要ですか?
-
まったく不要です。ホームルーターはコンセントに挿すだけで使えます。メッシュWi-Fiもすべて無線でセッティングでき、バッファロー製であればAOSSボタン1つで接続が完了します。設置の流れは「①ホームルーターを窓際に置く→②メッシュ親機を近くに置く→③子機を遠い部屋に置く」の3ステップで、所要時間は30分〜1時間程度です。















