現役管理員のりす丸が「管理業務主任者」の試験に挑戦します!
このシリーズでは、6か月間の勉強の進み具合を毎週リアルに報告していきます。テキスト選びから模擬試験の点数、勉強できなかった週の正直な告白まで、すべて記録します。
65歳という通常であればリタイアを考える年齢ですが、現役管理員10年の経験がどこまで通用するのか、試してみたくなりました。
管理業務主任者試験は毎年12月、ここから6か月間の勉強で合格を目指します!
同じように資格挑戦を考えている管理員の方に、少しでも参考になれば嬉しいです。
管理業務主任者とは
管理業務主任者は、マンション管理業者が管理組合に対して行う業務を適正に進めるための国家資格です。マンション管理適正化法に基づき、以下の業務は資格者でなければ行えません。
- 重要事項の説明
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管理受託契約の際、管理組合に対して契約内容や管理事務の実施状況を詳細に説明します。
- 管理事務の報告
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定期的に管理事務の報告書を作成し、管理組合(理事会など)へ報告します。
- 専門的アドバイス
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管理組合の運営や、適正な管理維持に関する助言を行います。
わかりやすく言うと、管理会社と管理組合の間に立って、法律に基づいた説明・報告・助言を行う「現場の司令塔」のような役割です。
管理員とフロント(管理業務主任者)の違い

管理員は「現場を守る人」です。清掃、設備の点検、住民対応—日々の現場運営を担います。
フロントは「マンションを管理する人」です。組合会計の管理、修繕計画の立案、理事会のサポートなど、管理組合の意思決定に深く関わります。そしてこの役割を担うために、管理業務主任者の資格が必要です。
管理員はフロントの指示のもとで動く立場。つまり、どれだけ現場経験を積んでも、資格がなければ踏み込めない領域があるのです。
管理業務主任者に挑戦する理由

管理員という仕事を10年続けてきて、ずっと感じていたことがあります。
前回の大規模修繕の際に理事長や居住者の方から相談をされました。
「どの業者がいいと思いますか?」「この見積もり、高くないですか?」—現場を毎日見ている自分に、聞いてくれるのです。
嬉しい。でも、答えられない。
管理員という立場では、そこに踏み込んではいけません。
もしも、りす丸なりの考えを話してしまうと、それは業務を超えた行為、フロントの担当者にも叱られます。
だから「詳しくはフロントの担当者にご相談ください」と、笑顔でかわすしかありません。
その帰り道、いつも少しだけ悔しかったです。
この悔しさに、そろそろ向き合おうと思いました。
そこで「なぜ65歳にして挑戦するのか」、この理由を整理してみました。
① 理事会にもっと貢献したい——管理員という立場の限界を越えたい
現場を10年見てきた経験があっても、管理員という立場では言えないことがあります。大規模修繕の委員会には参加できません。理事長から相談を受けても、踏み込んだアドバイスはできません。
資格を持てば、その壁が少し変わると信じています。
② 現場で資格活用を実感したい
「もう年だから」と思っていましたが、調べてみると現実は違いました。管理業務主任者を持つシニア人材を求める求人は少なくありません。資格があれば、まだまだ選択肢が広がります。
③ 65歳以上でも活かせる求人が思ったより多い
「もう年だから」と思っていましたが、調べてみると現実は違いました。管理業務主任者を持つシニア人材を求める求人は少なくありません。資格があれば、まだまだ選択肢が広がります。
④ 少ない投資で勝負できる
資格獲得に必要な経費はテキスト代と受験料。それだけです。大きなリスクなく挑戦できる条件が揃っていました。やらない理由が見当たらなくなりました。
⑤ 経験10年の土台がある
10年の現場経験は、確実に知識になっています。テキストを開いたとき、「これは知っている」と感じる項目が多くありました。あとは体系的に整理するだけです。
管理業務主任者試験挑戦へのロードマップ
「管理業務主任者試験」は毎年12月の第1週目の日曜日に開催されます。
それまでの期間は約6か月間です。
しかし本業は250戸の大規模マンションの管理員、もちろんフルタイム勤務です。
当然ですが、この本業を絶対におろそかにしないことが大前提。
6月にスタートする勉強方法にマイルールを設定しました。
- 勉強時間は毎朝5時から7時の2時間
- 市販の問題集やテキストを活用した独学
- YouTubeの無料講座のようなものは積極的に活用
りす丸は以前から朝型の生活なので、早朝の勉強は苦にはなりません。
そして、お金をかけないことも重要なポイントです。
りす丸試験には合格したいけど、無理はしない。この挑戦を楽しみたいと思っています。
正直、勉強はかなり不安です


とはいえ、現実はかなり厳しそうです。
まず、勉強そのものが久しぶりです。学生時代のように、何時間も机に向かう習慣はありません。
さらに、法律用語がけっこう難しい。
- 区分所有法
- 建築基準法
- 民法
文字を読んでいるだけで眠くなる日もあります。
「本当に覚えられるのか?」
と不安になることもあります。
年齢的にも、記憶力の衰えは正直感じます。若い頃のように、一度読んだだけでは頭に入りません。
それでも、管理員として働いているからこそ、実際の現場と結び付けながら勉強できる部分もある気がしています。
「あのトラブルは、こういうことだったのか」
「理事会で言っていたのは、この話か」
そんなふうに現場経験とつながる瞬間を、少し面白く感じています。
【宣言】勉強の進捗を毎週報告します
勉強をスタートしたら、毎週の進み具合をこのサイトで報告していきます。
もしも、うまく勉強できなかった週も「今週は勉強できませんでした…」と正直に報告します。
同じように挑戦を考えている管理員の方がいれば、一緒に進められたら嬉しいです。
65歳でも遅くないことを、結果で証明したいと思っています。



次回は、勉強スタートの直前準備「独学テキストの選び方」を報告します。


