前回の記事では、副業ライティングのポータルサイト選びについてお伝えしました。
「次回は収益確保までのノウハウとロードマップをご紹介します」とお約束していたのですが、実は今回、その内容を少し変更することにしました。
前回、クラウドワークスの章で「セミナーや有料サービスへ誘導する釣り案件が増えている」と軽く触れていますが、
実はあの一文の背景には、もっと深刻な変化があります。
案件の取り方のノウハウをお伝えする前に、まずはこの「実態」を正直にお伝えする方が誠実だと判断しました。
今回は、りす丸が実際に経験した「AI使用可」表記に潜む釣り案件の話です。
【この記事でわかること】
- 「AI使用可」表記の案件で増えている釣り案件の実態
- 釣り案件の典型的な手口(テストライティングから面談での勧誘まで)
- りす丸が実際に使っている見分け方、4つのチェックポイント
りす丸正直に言うと、釣り案件をかき分けて本物の案件を探すのに、少し疲れてしまった、というのが本音です。同じように感じている方がいれば、この記事が少しでも参考になればと思います。
「AI使用可」表記に増えている、ある変化


Webライティングの案件を探していると、最近「AI使用可」という表記をよく見かけるようになりました。
もともとこの表記は、AIを活用して効率よく執筆できる、初心者にも取り組みやすい案件です、という意味で使われ始めたものだと理解しています。
りす丸は、この表現に少し違和感を感じます。
「AIで文章を生成するのであれば、発注者自身が行ったほうが効率的では?」
AIでの生成は、テーマなどの要件が固まっていれば数分で文章が生成できます。しかも、外部発注するよりもコストも断然抑えられます。
りす丸の体感では、「AI使用可」と書かれた案件の半分以上が釣り案件ではないかと感じるようになりました。
実際に応募してみた感触として、この体感には自信があります。しばらく案件を眺め続けてきて感じる確実な変化です。
これはあくまでりす丸個人の観測であり、統計データではありません。
釣り案件の正体|低価格テストライティング→面談での勧誘


りす丸が実際に経験した釣り案件には、決まったパターンがあります。
- ① 低価格でのテストライティング
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まず、通常より低い単価(数百円程度)で「テストライティング」を依頼されます。ここまでは、実績作りのための本受注前の一般的な段取りに見え、疑う要素はほとんどありません。
- ② 面談でのフィードバック
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その面談がいつの間にか勧誘に変わります。
テストライティングを提出すると、「フィードバックをします」という名目でオンライン面談が設定されます。最初のうちは、文章の改善点を教えてもらえる、通常の実務的なやり取りに見えます。
- ③スクールやツール購入への勧誘
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この面談が進むうちに、話が徐々にAIライティングスクールやツールの契約へと転換していきます。フィードバックという名目があるからこそ、警戒心が薄れやすく、気づいたときには勧誘の話になっている、というのがこの手口の厄介なところです。
この面談が進むうちに、話が徐々にAIライティングスクールやツールの契約へと転換していきます。
フィードバックという名目があるからこそ、警戒心が薄れやすく、気づいたときには勧誘の話になっている、というのがこの手口の厄介なところです。
このパターンは、実際に何度か経験しました。
ある面談で「スクールへの勧誘であればお断りします」とはっきり伝えたところ、その場で面談があっさり終了したことがあります。最初から目的はそこだったのだと、そのとき初めて腑に落ちました。
面談の途中で契約やスクール勧誘の話が出てきたら、無理に最後まで付き合う必要はありません。「興味がありません」とはっきり伝えて問題ない、というのが基本的な対処法です。



はっきりと伝えることが、余計な時間を使わずに済んだという意味では、良い区切りになったと感じています。
釣り案件が増加している理由
こうした案件が増えている理由は、大きく2つあると感じています。
AIへの関心の高まり
WebサイトやSNSを見ていても、AI関連のトピックスやスクールなどの記事が激増しています。
AIライティングを学びたいというニーズの高まりに便乗する形で、こうした募集が増えているように見えます。
案件が獲得できない焦りにつけこむ
AIで文章の下書きが手軽に作れるようになったことで、そもそもライティングを外部に発注する必要性自体が薄れてきています。
外注需要が下がる中、焦る応募者につけ込むようにこうした募集がさらに増えているのではないでしょうか。



りす丸自身、ライティング副業を長く続けてきました。しかし最近では、案件が獲得できない月も少なくはありません。
※注意※
AIスクールの存在を否定する意見ではありません。
あくまでも、ライティングの発注を装った不適切な勧誘を問題にしています。
釣り案件を見分ける4つのチェックポイント


すべての「AI使用可」案件が釣りというわけではありません。りす丸が実際に応募前後で確認している4つのポイントをご紹介します。
① ライティング発注内容が具体的でない
きちんとした案件では、作成する記事のテーマやターゲット、業務を進めるスケジュールなどが明確に記載されています。
「案件は多数あるので得意なジャンルを選べます」のような、内容が曖昧な募集文には注意が必要です。
② テストライティングの単価が異常に低い
100円程度など、明らかに作業量に見合わない単価は要注意サインです。
りす丸は、文字単価であれば1文字0.5円以上、もしくは単価500円以上をテストライティングの最低ラインと決めています。
③ 発注者のプロフィールが薄い
発注実績がない、登録したばかり、口コミコメントが極端に少ない、といったプロフィールは注意が必要です。特に口コミが少なすぎる場合は、釣り目的でアカウント自体が作られている可能性もあります。
クラウドワークスでは発注者への「本人確認」や「発注ルールチェック」などの対応策を講じています。
りす丸は本人確認が未実施の発注者の案件には応募しません。
④ 同じ内容の案件がポータル内に複数存在する
ポータル内の案件を見比べると、ほぼ同じ文面の募集が複数見つかることがあります。ひどい場合は、発注者は違うのに案件内容がまったく同じ、ということもあります。



一つひとつは小さなサインですが、複数当てはまる案件は疑ってかかるようにしています。
まとめ|ライティング副業のあらたな道を模索する


「AI使用可」の裏側に、こうした実態があることを知っておくだけでも、時間を無駄にするリスクは減らせるはずです。
同じ副業ライティングでも、時期やジャンルによって状況は変わるはずですが、少なくとも「AI使用可」という言葉を見たときに、少しだけ冷静になって確認する習慣を持つだけでも、無駄な時間を減らせるはずです。
改めて正直に言うと、案件を探し続けること自体に、少しずつ疲れてしまった、というのがもう一つの本音です。
しかし、だからといって5年間継続してきたライティングの経験をあっさり手放すのはできません。
りす丸自身は、この実態に気づいたことがきっかけの一つとなり、「案件を取りに行く」働き方だけでなく、「AIと組んで自分で発信する」という別の道を選ぶようになりました。
そして、試行錯誤をしながらスタートしたのが、このブログ「マンションライフのお悩み解決ノート」です。
技術に詳しかったわけではないりす丸が、AIとどう付き合い始めたのか—その具体的な話は、また別の記事でゆっくりご紹介したいと思います。
釣り案件についてのよくある質問
- 「AI使用可」の案件は避けたほうがいいですか?
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すべてが釣り案件というわけではありません。募集内容が具体的で、単価も適正であれば問題のない案件も多くあります。本文の4つのチェックポイントを参考に、一つずつ確認してみてください。
- 面談中に勧誘だと分かった場合、どう対応すればいいですか?
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「興味がありません」とはっきり伝えて問題ありません。りす丸の経験では、それだけで面談があっさり終わることがほとんどです。
- テストライティングに応募すること自体にリスクはありますか?
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提出だけであれば、大きな金銭的リスクは少ないケースがほとんどです。ただし、契約や支払いを急かされる展開になった場合は、その場で判断せず一度持ち帰って検討することをおすすめします。
- クラウドワークス以外のポータルでも同じような釣り案件はありますか?
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りす丸が主に観測しているのはクラウドワークスですが、同様の手口は他のポータルでも起こり得ます。今回紹介した4つのチェックポイントは、サービスを問わず応用できる考え方です。









