こんにちは、りす丸です。
管理室にいると、毎日いろんな住民さんと接します。
みんな真面目で優しい方ばかり…なのですが、時々ちょっと対応に悩む場面も。
でもそれって、「あの人が困った人」なのではなく、性格や距離感の違いがあるだけなんですよね。
今日は、そんな「マンションでよくある5タイプの住民像」と、管理員として心がけている上手な付き合い方を紹介します。
もしかすると、「あ、それ自分かも?」と思う方もいるかもしれません(笑)

タイプ①:怒りの嵐は突然に!「クレーマー型」

クレーマータイプは、マンションの中でもかなり厄介な住民です。
「エントランスの照明が暗い」「掃除が雑」「掲示板の文字が小さい」など、些細なことでもすぐに「どうなってるの?」と迫ってきます。
このタイプの住民の困ったポイントは、いつも怒っているわけではないこと。「優しく話ができている」と思ったら、いきなり豹変して怒りだしてしまいます。そして、一旦クレームが始まったら手が付けられなくなることも・・・
中には“改善の提案”のつもりで言ってくださる方もいますが、 言い方や頻度によってはプレッシャーになります。
管理員の対処法はただ一つ。黙って聞くしかありません。
あるTV番組で「人はどんなに怒っていても、30分以上は怒り続けられない」と聞いたことがあります。
クレーマータイプの住民が怒り始めたら、30分間の我慢です。
そして、話の内容はすべて記録をして残しとくこと。
絶対に避けるべきなのは、後になって「言った、言わない」になってしまうことなのです。

怒りの中にも改善のヒントがあるかもしれません。冷静さが最大の武器です。
タイプ②:「ちょっとだけだから…」が積もる!マイペース型


マイペースタイプは、マンション生活のすべての規則に対してマイルールが優先する住民です。
このタイプの住民の決まりも言葉が「ちょっとだけだから・・・」なのです。
ゴミ捨て場じゃない場所にゴミを置いても「ちょっとだけだから・・・」
駐車禁止の場所に車を止めても「ちょっとだけだから・・・」
共用廊下に私物を置いても「ちょっとだけだから・・・」
マンションライフでは一人一人の「ちょっとだけ」が集まって、いつのまにか大きなマナー違反、ルール違反となってしまいます。



管理員は「融通が利かない人」でOK。それがマンション全体の秩序を守ることにつながります。
タイプ③:連絡届かず…「無反応型」


無反応タイプは、マンションの決まりごとにまったく興味がない住民です。
総会や理事会などの提出物を依頼しても反応なし、住戸内の点検スケジュールを掲示しても反応なし、管理員から連絡をしても不在で折り返しはなし。
もちろん管理員も部屋番号とお名前とお顔が一致しません。しかし、よく考えれば、多くのマンションでは居住者の2割から3割程度は、この無反応タイプの住民なのです。
マンションの住民は、特に問題が無ければ管理員との縁はうすいもの。だけど、せめて大切な点検などの連絡には耳を傾けてほしいと思ってしまいます。



無反応でも、管理員は“伝える努力”を怠らないことが大切です。
タイプ④:話し好きで頼れる!「お友達型」


世話好きお友達タイプは、とてもフレンドリーな住民です。
マンションの敷地内で見かけたら、「お疲れ様」、「今日も暑いね」と声をかけてくださいます。
そして、ここから20分、30分と話が長くなってしまいます。悪気なく管理室の中まで入ってきて、イスに腰かけて話し込むことも少なくはありません。
すっかり、りす丸とお友達になっているようです。
業務時間や休憩時間まで相手することがあって、少し困った気持ちにもなるのですが、実はお友達タイプの方は、管理員の強い味方でもあるのです。
マンションの行事やイベントなどで、忙しい時には必ず手伝ってくれるでしょう。
お友達タイプの住民とは、良い距離感でお付き合いしていくのが大切です。
ただし、仲が良くなったといっても、管理員からは決して他の住民のお話をしてはいけません。うっかり個人情報漏洩、となってしまっては一大事です。



良好な関係は大切ですが、管理員としての立場は常に意識しましょう。
タイプ⑤:「管理員は使用人?」支配型


支配型の住民は、管理員をこき使う、りす丸が一番苦手なタイプです。
「これ運んでおいて」「もっとシャキっと働きなさいよ」など、管理員に用事を頼んで当たり前と思っているのでしょうか。
もちろん、住民サービスの一環で、管理員ができることはお手伝いしたいと思っています。しかし、あまり命令口調であれやこれや言われてしまうと「管理員はあなたの使用人ではありません!」と言い返したくなってしまいます。



管理員は“住民の使用人”ではありません。毅然とした態度が信頼につながります。
困った住民に共通すること
実は、これらの住民タイプに共通するのは「悪気がないこと」。
自分の行動が周囲にどう影響するかを意識していないだけなのです。
少しだけ相手の立場を想像して接するだけで、
「困った人」ではなく「ちょっと面白い隣人」に変わることもあります。
今日紹介した5タイプ、
もしかしたらあなたの隣の人かもしれません。
でも実は、その隣の人も、あなたの良き理解者になれるかもしれませんね。
まとめ:困った住民こそ、実は一番の味方になるかも?
「困った住民」と聞くとネガティブな印象ですが、実は顔と名前が一致していて、コミュニケーションが取りやすい方々でもあります。
その方の“良いところ”を見つけるように心がければ、いつしか一番頼りになる住民になってくれるかもしれません。
そして、住民の皆さんも、ぜひ「管理員の良いところ」も見つけてみてください



