給排水設備の勉強は管理員の経験が役に立った 【管理業務主任者試験】勉強レポート Vol.16(10/19号)

【管理業務主任者試験】勉強レポート Vol.16(10/18号) 給排水設備の勉強は管理員の経験が役に立った
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給水・排水設備は、マンション管理のなかでも、トラブルが発生しやすい設備の一つです。

今回の給水・排水設備の勉強では、そういった管理員としての経験が活かされました。
りす丸が体験した事例を検証しながら給排水設備に関してまとめました。

【今回学んだこと】

  • 給水方式は建物の規模で変わる
  • 封水を乱す圧力には負圧と正圧がある
  • 破封の原因は5つ

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管理業務主任者試験挑戦記

目次

今週(10/12~10/18)の勉強時間と学習の進捗

目標勉強時間300時間
今週の勉強時間16時間(1日当たり約2.5時間)
累計勉強時間236時間
目標までの残り時間残り64時間

今週は祝日と休日の2日間、図書館で集中して勉強できました。
過去問題集もほぼ一巡し、目標300時間は見えてきましたが、「まだまだ理解していないことが多い」というのが実感です。

マンションの規模で給水方式には違いがある

マンションの規模で給水方式には違いがある

テキストには、マンションの給水方式が5種類載っています。

スクロールできます
給水方式しくみ
水道直結直圧方式水道管の圧力だけで、各住戸へ送る
水道直結増圧方式水道管に増圧ポンプをつなぎ、圧力を上げて送る
高置水槽方式受水槽の水をポンプで屋上の高置水槽へ上げ、重力で各住戸へ送る
ポンプ直送方式受水槽の水を、ポンプで直接各住戸へ送る
圧力タンク方式受水槽の水を、圧力タンクで加圧して送る

りす丸は小規模(36戸)、高層大型(400戸)、中層(250戸)それぞれの規模のマンション管理を経験しています。
確かに、規模によって給水方式に違いがありました。

①小規模マンション(36戸)

6階建の小規模マンションは「水道直結増圧方式」、マンション1Fにポンプユニットがあり直接給水されていました。

②中規模マンション(250戸)

りす丸が現在勤務しているマンションは11階建て、「ポンプ直送方式」で各住戸に給水されています。屋上には消防用の消火用補助高架水槽のみ設置されています。

③タワーマンション(400戸)

地上40階のタワーマンションでは、地下3階に大規模な受水槽があり、屋上には高置水槽が設置され、31階以上は高置水槽から給水されていました。
また、21階には中間水槽とブースターポンプが設置され、上層階への給水を支えていました。
このタワーマンションでは、階層によって給水方法が異なっていました。

りす丸

給水設備は毎日巡回点検しているので、スムーズに理解できました。

マンションの給水管には漏水トラブルがつきもの。
漏水が発生した際の初期対応を現役管理員の視点でまとめました。

トラブル体験で排水管の仕組みを実感できた

ケース1:キッチンの逆流は正圧が原因だった

ケース1:キッチンの逆流は正圧が原因だった

居住者から「キッチンの排水口がゴボゴボ音がする」との連絡がありました。
点検をした専門業者の助言は、キッチン下の排水管に通気弁を付けることでした。
ところが、通気弁を付けたあとも、ゴボゴボ音は止まりません。逆流もときどき起きていました。

そこで業者を変えて、もう一度点検してもらいました。
そこでは、原因はキッチン側ではなく、建物を縦に貫く共用の排水竪管からの圧力が原因で逆流しているという、最初の調査とは異なる原因が指摘されました。
2回目は、共用竪管に正圧緩和器を設置して、ようやく現象が収まりました。
最初に設置した通気弁は、負圧時に空気を取り入れるタイプでした。今回の原因とされた正圧には対応できず、改善につながらなかったと考えられます。

この時にりす丸は、封水を乱す圧力には2つの向きがあることを知りました。

  • 負圧:管の中が引っぱられる状態。封水が吸い出される
  • 正圧:管の中が押される状態。封水が室内側へはね出す 

ケース2:洗面台の異臭の原因は髪の毛だった

ケース2:洗面台の異臭の原因は髪の毛だった

「洗面台から異臭がする」という居住者からの申し出があり、排水管を点検してみると、Sトラップ内の封水がなくなっていました。
そして、管の中には流された髪の毛が…
この髪の毛を伝って封水が流れてしまったようです。
居住者には、排水口に髪の毛や異物を流さないように、また、定期的に洗浄をするようにアドバイスをしました。

これらの排水管のトラブル現象はテキストでは5種類に分類されていました。

スクロールできます
現象
自己サイフォン作用器具から一気に流した水が、自分の封水まで引き込む
誘導サイフォン作用竪管などの排水で負圧になり、封水が吸い出される
はね出し作用竪管などの排水で正圧になり、封水が室内側へ押し出される
毛細管現象トラップに引っかかった髪の毛などを伝って、封水が流れ出る
蒸発長く使わないうちに封水が乾いてなくなる
りす丸

ケース1は「はね出し作用」、ケース2は「毛細管現象」です。実際のトラブルをテキストの知識と照らし合わせることで、用語の意味がより具体的に理解できました。

\マンション排水管のトラブル対応をまとめました/

まとめ:管理業務主任者試験の勉強は仕事につながっていた

まとめ:管理業務主任者試験の勉強は仕事につながっていた
今回の給排水設備の勉強は、まさに、管理員の日々の仕事と直結しています。
管理業務主任者試験で問われる範囲は、民法や適正化法のような法律から、現場に即応する実践的な知識まで、実に幅広いことを再認識しました。

次回Vol.17は「消防法」です。毎日の巡回で目にしている消防設備を、テキストで確かめていきます。

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【管理業務主任者試験】勉強レポートVol.15(10/12号) 毎日の巡回ルートは、そのまま試験範囲だった

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