こんにちは、現役マンション管理員のりす丸です。
「マンションを買ったら、あとはのんびり暮らすだけ」──そんなふうに思っていませんか?
実は、マンションって“買った後”にも、いろんなお金がかかるんです。しかも、意外と見落としがち。
今回の記事では、「ちょっと背伸びをして住宅ローンを組んだのに、その他にもこんなにお金がかかるなんて!」とびっくり後悔をしないように、マンション購入後にかかる費用に関して、りす丸目線でやさしく解説しますね。
ずっと払い続ける「管理費」と「修繕積立金」

りす丸はマンション管理員の仕事を始めるまではマンションに住んだことがありませんでした。
とても単純に「マンションを買えば、あとはお金がかからない」と考えていました。しかし、確かに家賃は不要ですが、実は「管理費」と「修繕積立金」という、マンションでは購入後もずっと払い続けるお金があるのです。

家計に例えれば、管理費は日々の生活資金、修繕積立金は将来に備えた貯蓄といった感じです。管理組合では、管理費と修繕積立金はきっちりと分けて管理しています。
そして、管理費も修繕積立金も、年がたつにつれて値上がりして、じょじょに負担が重くなっていくケースも少なくありません。
りす丸りす丸の給料も管理費から払われています。「管理費が高い!」と住民から言われると、ちょっとブルーになる時も・・・
税金は毎年やってくる!


マンションを所有すると、アパート暮らしでは払う必要がなかった税金が新たに発生します。
それは、「固定資産税」と「都市計画税」、これは土地と建物に対する税金で、自治体から納税通知書が届きます。
固定資産税は土地や建物を持っている人が毎年払う「基本の税金」。
都市計画税は都市の整備(道路や公園など)のために使われる「目的のある税金」で、市街化区域にある不動産だけが対象だよ。
毎年春になると「固定資産税の通知が来たけど、これって妥当な金額?」という相談を受けます。
しかし、はっきり言えば、りす丸にもわかりません!
管理員としては税額の判断はできませんが、評価証明書の取得方法や市役所の窓口案内など、住民の不安を和らげるサポートを心がけています。



マンションの税金の話も、次回の記事でしっかりと解説します。
保険はお金がかかる、でも大事!


マンション購入時には、ほとんどの場合「火災保険」や「地震保険」への加入を強く進められるのではないでしょうか。あるいは、物件によっては必須条件になっているかもしれません。
りす丸の経験からアドバイスをすれば、「損害保険への加入は絶対必要!」です。
たとえば、マンションで起こりやすいのが、漏水トラブル。
そして、もしも漏水で下のお部屋にご迷惑をかけたら、原則保証をしなければなりません。
これが、意外とお金がかかるのです。
そういった”もしも”の時も損害保険が助けてくれます。
ただし、保険への加入は必須ですが、同時に更新時期の見直しも大事!
次回の記事で、マンションの保険のお話も、りす丸がわかりやすく解説します!
マンション設備はメンテナンスが重要


新築マンションはピカピカで設備も最新、便利で快適ですね。
しかし、そのピカピカの設備も、いつかは必ず故障したり、壊れたりトラブルが発生します。
設備が良好に稼働する期間を「耐用年数」と呼び、設備ごとに設定されています。
・給湯器は10〜15年で交換(約15〜30万円)
・エアコンは10年くらいが目安
・水回り(キッチン・浴室・トイレ)は20年を超えるとリフォーム検討
しかし、設備が壊れて管理会社に点検してもらった際に、あっさりと「経年劣化で、交換ですね」と言われると、思わずムッとしてしまう気持ちもよくわかります。



マンション全体の設備をメンテナンスするための貯蓄が「修繕積立金」、同じように、それぞれの自宅用の「修繕積立金」も計画的に貯めておく必要がありそうです。
りす丸は、共用部の設備に故障や不具合を未然に防ぐために、毎日マンション内をくまなく人海しています。管理員の1日については、こちらの記事も合わせてお読みください。
駐車場も駐輪場も、全部お金がかかります


マンションの駐車場や駐輪場も、原則利用料金がかかります。
さらにトランクルームや宅配ボックスなども、マンションによっては有料、集会室なども利用も料金が発生します。
これらの支払ったお金はどのように使われているか、ご存じですか?
「共用部使用料」と呼ばれ、多くのマンションでは駐車場料金などを管理費の収入として見込んでいます。
そして、もしも駐車場の利用状況が悪くて空きが増えたら、結果として管理費のアップにつながるかもしれません。
共用部の使用料金はマンション管理と密接につながっています。



駐車場を利用している住民は、マンションの管理費に貢献しているんだよ。
マンションのお金は購入前のチェックがすべて!
ここまで読んで、「こんなにかかるの!?」と驚いた方もいるかもしれません。でも大丈夫。
大切なことは、購入前に“住み続けるためのお金”をしっかりチェックしておくことです。
- 管理費・修繕積立金の推移
- 火災保険・税金の金額
- 設備の使用年数と交換時期
- 駐車場・駐輪場の空き状況と料金
最低でもこの4ポイントはしっかりと押さえておきましょう。
マンションは“買って終わり”じゃなくて、“住み続けるための備え”が大事。購入前の情報収集をしっかりとおこなえば、安心して暮らせるよ!
マンションライフで必要なお金について、その種類や費用、賢い節約術など、現役管理員の視点で、これからわかりやすく解説していくのでお楽しみに!



